Business plan creation Agency.
私たちは、
事業計画書作成に関する
プロフェッショナル集団です
融資を得るために事業計画書を作成し、金融機関に提出する。その後待っているのが金融機関の担当者との面談です。
おそらく初めて融資を受けようと考えている経営者にとっては、この面談でいったい何を聞かれるのか、どのように対策をすれば良いかわからない方が多いでしょう。
今回はそんな融資面談の際のコツを書きたいと思います。
まず、金融機関(地方銀行や信用金庫)は現在新規お取引先を血眼になって探しており、優良な企業に対しては積極的にお金を貸したいです。
そして一人ひとりの担当者も予算(ノルマ)が設定されており、誰もが1円でも多くのお金を融資したいと考えています。
そのため、面談の際に話をする担当者は「味方」です。そのことをまずは間違えないように。
お金を貸したい銀行側にとっては、なるべく稟議がスムーズに進むようになるべく良いことを話すようにしましょう。
銀行にとって貸したい相手とは非常に簡単です。「黒字経営で借金を返せる」企業であること、それだけです。
つまり、シンプルにこれからどのような事業を開始して、どうやって売上を作り、どのくらいの利益が見込まれています、ということを分かりやすく丁寧に説明すればよい、それだけです。
当たり前ですが、銀行は各種産業のことを隅から隅まで知っているビジネスのプロではありません。その業界にとっては当たり前の商習慣や用語であっても金融機関の担当者は無知です。
そのため、なるべくわかりやすい言葉で説明することが重要になってきます。
逆に言うと、プロから見たら若干甘い内容でも通すことができます。
例えば、
ウェブ制作で起業します!htmlとcssでホームページ制作を請負ます!制作費用は20万円です!
といった内容の場合、プロから見たら、今更ウェブ屋でしかも単純なものしか作れないのに20万円も取って大丈夫か?
と思うかもしれませんが、銀行から見たら“おお!”となる訳です。不思議ですよね。
逆に難解なプログラム言語をいくら並べても、それがビジネスとしてどのように繋がり、いくらの収益に結びつくのかをイメージさせることができなければ伝わらないということです。
自己資金がきちんとあり、前職からの経験を活かした事業であり、出口(顧客)の見込みが既についているような事業で融資を申請する場合、ほとんど困ることなく融資を受けられるでしょう。
では、逆にマイナスな情報がある場合、それをどのように伝えたら良いか。
一つはオブラートに包む、もう一つは多少の嘘でごまかす。
あまり良い方法ではありませんが、バカ正直に答える必要はないと思います。
自己資金が実は自分の資金ではなく親から借りているとか、職歴をごまかしているとか、税金を払っていないとか・・・そんなことだと嘘をつくのは難しいかもしれませんが、業務の内容そのものに関しては金融機関も調べようがないことだったり無知なことなので、そこまで深く問われることはないでしょう。