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事業計画書のノウハウ

融資面談で何を聞かれる?

2022年06月30日

融資を得るために事業計画書を作成し、金融機関に提出する。その後待っているのが金融機関の担当者との面談です。

おそらく初めて融資を受けようと考えている経営者にとっては、この面談でいったい何を聞かれるのか、どのように対策をすれば良いかわからない方が多いでしょう。

今回はそんな融資面談の際のコツを書きたいと思います。

銀行の融資面談においてよく聞かれること

1.財務状況について:
会社の財務状況に関する質問がされることがあります。例えば、売上高、利益、資産、負債などについての詳細を尋ねられることがあります。

適した答え方:正確な数字や事実を伝え、説明力を持って自社の財務状況を説明することが大切です。

2.資金用途について:
銀行融資を受ける目的や、融資資金の具体的な使い道について尋ねられることがあります。

適した答え方:具体的なビジネス計画や戦略を示し、その資金使途が企業の成長や業績向上に貢献することを説明することが大切です。

3.担保や保証人について:
銀行が融資を行う場合には、担保や保証人を求めることがあります。そのため、担保や保証人に関する質問がされることがあります。

適した答え方:担保や保証人の提供については、具体的な案を提示することが大切です。担保や保証人がない場合は、代替案を提示することも重要です。

4.利息や返済計画について:
銀行融資を受ける場合には、利息や返済計画についても合意する必要があります。そのため、これらに関する質問がされることがあります。

適した答え方:利息や返済計画については、現実的で具体的な案を提示することが大切です。返済能力に見合った計画を提示することが求められます。


以上が、銀行融資面談において聞かれることが多い質問と適した答え方の例です。ただし、銀行によって質問内容は異なる場合がありますので、事前に銀行の要望や条件をよく確認しておくことが重要です。

銀行は基本的には「貸したい」

まず、金融機関(地方銀行や信用金庫)は現在新規お取引先を血眼になって探しており、優良な企業に対しては積極的にお金を貸したいです。

そして一人ひとりの担当者も予算(ノルマ)が設定されており、誰もが1円でも多くのお金を融資したいと考えています。
そのため、面談の際に話をする担当者は「味方」です。そのことをまずは間違えないように。

お金を貸したい銀行側にとっては、なるべく稟議がスムーズに進むようになるべく良いことを話すようにしましょう。

銀行にとって貸したい相手とは非常に簡単です。「黒字経営で借金を返せる」企業であること、それだけです。

つまり、シンプルにこれからどのような事業を開始して、どうやって売上を作り、どのくらいの利益が見込まれています、ということを分かりやすく丁寧に説明すればよい、それだけです。

銀行はビジネスの専門家ではない

当たり前ですが、銀行は各種産業のことを隅から隅まで知っているビジネスのプロではありません。その業界にとっては当たり前の商習慣や用語であっても金融機関の担当者は無知です。

そのため、なるべくわかりやすい言葉で説明することが重要になってきます。
逆に言うと、プロから見たら若干甘い内容でも通すことができます。
例えば、
ウェブ制作で起業します!htmlとcssでホームページ制作を請負ます!制作費用は20万円です!
といった内容の場合、プロから見たら、今更ウェブ屋でしかも単純なものしか作れないのに20万円も取って大丈夫か?
と思うかもしれませんが、銀行から見たら“おお!”となる訳です。不思議ですよね。

逆に難解なプログラム言語をいくら並べても、それがビジネスとしてどのように繋がり、いくらの収益に結びつくのかをイメージさせることができなければ伝わらないということです。

マイナスな情報をどう伝えるか?

自己資金がきちんとあり、前職からの経験を活かした事業であり、出口(顧客)の見込みが既についているような事業で融資を申請する場合、ほとんど困ることなく融資を受けられるでしょう。

では、逆にマイナスな情報がある場合、それをどのように伝えたら良いか。

一つはオブラートに包む、もう一つは多少の嘘でごまかす。

あまり良い方法ではありませんが、バカ正直に答える必要はないと思います。
自己資金が実は自分の資金ではなく親から借りているとか、職歴をごまかしているとか、税金を払っていないとか・・・そんなことだと嘘をつくのは難しいかもしれませんが、業務の内容そのものに関しては金融機関も調べようがないことだったり無知なことなので、そこまで深く問われることはないでしょう。

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