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資金調達のための事業計画書の書き方

2021年7月29日

「資金調達」と一言でいってもその方法は多岐に渡ります。代表的なものとしては、融資(借金)、出資、補助金助成金などになります。

個人事業主から大企業までビジネスを展開している会社なら多くが金融機関から融資を受けて事業を行なっていることでしょう。
また福祉事業などの場合は多くが補助金助成金を有効活用しながら資金を回しているかと思います。

今回は、一般的な事業者ではあまり縁がないかもしれませんが、最近ではベンチャー企業・スタートアップ企業では相談件数が増加傾向にある「出資(エクイティファイナンス)」に関する事業計画書について解説したいと思います。

投資家・VC向けの事業計画書の書き方

私が事業計画書を作成する上で最も重要視していることは「ストーリー」です。

融資向けの場合は比較的簡単で、何のためにいくら必要で、その結果どうなる、というストーリーで仕上げることが一般的ですが、出資に関する資金調達の場合は少し異なってきます。

以下が代表的な投資家・VC向けの事業計画書のストーリーです。

・エグゼクティブサマリー(事業内容全体のまとめ)
・概要(会社概要や事業概要を簡潔にまとめる)
・事業内容の詳細(いつ、どこで、誰に etc.)
・事業に取り組む背景、理由
・事業の優位性、ビジネスモデル
・顧客ニーズ、市場性
・短期、中長期のスケジュール
・収支計画
・資本政策(バリュエーションの設定等)

特に重要な部分は「事業に取り組む背景、理由」と「資本政策」です。

事業に取り組む意義・気持ち

事業に取り組む理由に関しては、融資等他の事業計画書にも盛り込みますが、投資家向けの場合、最後のキーになってくるのが起業家の「気持ち」です。

どうして自分がこの事業をしなければならないのか、その“使命感”こそが重要になってくると考える投資家は多いです。

事業を行なっていると順調に事業が成長することはありません。
いくつもの困難なこと、大きな壁、理不尽なことetc. いろいろなことが起きますが、そこで諦めずにやりきる能力というのはどれだけの思いでこの事業に取り組んでいるかということになります。

今一度、なぜこの事業をしなければならないのか、自分の胸に手を置いて考えてみるのも良いのではないでしょうか。

企業価値や資本政策

一般的な事業計画書と資金調達のための事業計画書において決定的に違う部分は資本政策の項目を入れるかどうかです。

出資時点でのバリュエーションを仮で設定し、出資比率を何%にするのか、そしてイグジットのタイミングで時価総額がいくらまで膨らみ、その結果キャピタルゲインとして投資家はいくら手にすることができるかのシミュレーションまで加える必要があります。

以下は資本政策とキャピタルゲインの一例です。

第三者割当増資で4,000株を発行予定、その際のプレ時価総額は1億円の設定。

発行済株式数(プレ):10,000株
プレ時価総額:1億円
株価:10,000円
新規発行株式予定数:4,000株
調達額合計:4,000万円
発行済株式数(ポスト):14,000株
時価総額(ポスト):1億4千万円(10,000円×14,000株)

4,000万円を出資して頂いた投資家の持ち分割合は 4,000株÷14,000株=28.5%
この会社を4億円で売却した場合、1株あたり約28,571円となりますので、(4億÷14,000株) 4,000株×28,571円=1億1,428万円 が投資家のリターン。

以上のような文言や計算を仮定でも良いので加える必要があります。

また、バリュエーション(企業価値価格・時価総額)の計算に関してもできる限り正確に行うことができればそれだけ信頼性のある資料となります。
計算方法に関しては割愛しますが、ご自身で目標とする時価総額から逆算して計算したり、利益額の水準を設定していくことが良いでしょう。

事業計画書の書き方に不安があれば専門家へ

事業計画書を作成するためには時間も労力もかかるものです。
もちろんご自身で全て作成することが最も良いことなのは間違いありませんが、せっかく良い事業アイデアをお持ちなのに、それを資料に落とし込む能力が劣っていればうまく資金調達ができないかもしれません。

我々専門家は資金調達のための必要な情報を過不足なく落とし込むスキルがあります。もし事業計画書の書き方に不安があるのであれば一度専門家にご相談ください。



投資家向け事業計画書の作成はこちら

投資家・VC向けの事業計画書の書き方

事業計画書は、投資家やベンチャーキャピタリスト(VC)に対してビジネスのビジョンと計画を伝えるための重要なドキュメントです。成功するためには、事業の全体像、成長戦略、財務予測などを明確に伝える必要があります。
本記事では、投資家・VC向けの事業計画書の書き方について、重要なポイントを詳しく解説します。

1. エグゼクティブサマリー
エグゼクティブサマリーは事業計画書の冒頭に位置し、最も重要な要素を凝縮して伝える部分です。このセクションでは、以下のポイントを網羅します。
事業の概要:何を提供するのか、どのような問題を解決するのか
市場機会:市場規模や成長ポテンシャル
競争優位性:他社との差別化ポイント
財務概要:収益予測や資金調達の目的と使途エグゼクティブサマリーは短く、簡潔でありながらも説得力があることが求められます。投資家が最初に目を通す部分であり、興味を引くことが重要です。

2. 事業の背景と目的
次に、事業の背景と目的について詳述します。このセクションでは、以下の点を明確にします。
創業の経緯:なぜこの事業を始めることになったのか
目的:事業を通じて達成したい目標
ミッションとビジョン:長期的な目標と価値観具体的なエピソードやデータを用いて、投資家に事業への情熱や市場のニーズを理解してもらうことが重要です。

3. 提供するサービス・製品
提供するサービスや製品について詳細に説明します。このセクションでは、以下のポイントを押さえます。
サービス・製品の説明:機能、特徴、利点
市場ニーズとの関連性:どのような顧客層に向けて提供されるのか
今後の製品開発計画:将来的な拡張性や改良点具体的な仕様やデモンストレーションがあれば、視覚的な資料を用いてわかりやすく説明します。

4. 市場分析
市場分析は、事業の成功可能性を示すための重要なセクションです。以下のポイントを詳述します。
市場規模と成長予測:信頼性の高いデータを使用して示す
競合分析:主要な競合他社と自社の優位性を比較
ターゲット顧客:顧客セグメントの定義とニーズの分析
市場トレンド:業界の動向や技術革新市場分析は、事業の現実的な見通しを提供し、投資家に対して信頼性を築くために不可欠です。

5. マーケティング戦略
マーケティング戦略では、どのようにして市場にアプローチし、顧客を獲得するのかを説明します。以下の要素を含めます。
ポジショニング:市場における自社の位置づけ
マーケティングミックス:製品、価格、プロモーション、流通の各戦略
販売チャネル:オンラインとオフラインの販売戦略
プロモーション戦略:広告、PR、デジタルマーケティングなどの具体的な施策具体的なキャンペーンや予算計画も示すことで、現実的な実行計画を示します。

6. 経営陣と組織体制
経営陣と組織体制について説明するセクションでは、以下の点を強調します。
経営陣の紹介:各メンバーの経歴、スキル、役割
組織図:現在の組織構成と将来的な拡張計画
アドバイザリーボード:外部の専門家や顧問の役割経営陣の強みや経験をアピールすることで、投資家に対する信頼感を醸成します。

7. 財務計画
財務計画は、事業の経済的な健全性を示すために重要なセクションです。以下の要素を含めます。
売上予測:短期および長期の売上見通し
損益計算書:予想収益、費用、利益キャッシュフロー計算書:現金の流れを示す
資金調達計画:必要な資金額、調達方法、使途具体的な数値とともに、どのようにして目標を達成するのかを明示します。

8. リスク分析と対策
リスク分析では、事業に影響を与える可能性のあるリスクとその対策を説明します。以下のポイントを含めます。
市場リスク:市場の変動や競争状況の変化
財務リスク:資金調達やキャッシュフローのリスク
オペレーショナルリスク:業務運営上のリスク
法的リスク:規制や法的問題各リスクに対する具体的な対策を示すことで、投資家に対する安心感を提供します。

9. 成長戦略と将来展望
成長戦略と将来展望では、事業の拡大計画とビジョンを具体的に示します。以下の要素を含めます。
短期および長期の目標:具体的な達成目標とタイムライン
新市場への進出計画:地理的な拡大や新たな顧客層へのアプローチ
製品・サービスの拡充:新製品の開発計画やサービスの多様化
パートナーシップとアライアンス:戦略的提携の計画具体的なアクションプランとともに、どのようにして持続的な成長を実現するのかを示します。

10. 結論と次のステップ
最後に、結論として事業の魅力を再度強調し、投資家に対する具体的な提案を行います。以下のポイントを含めます。
事業の強みの再確認:他社と比べた優位性の再確認
資金調達の目的と使途:調達した資金の具体的な使い道
次のステップ:投資家が関心を持った場合の具体的なアクションプラン

まとめ投資家やVCに対して効果的な事業計画書を作成するためには、明確で説得力のある内容を提供することが不可欠です。

事業のビジョン、戦略、財務計画を緻密に構築し、投資家に対して信頼性を築くことが成功の鍵となります。このガイドを参考に、魅力的な事業計画書を作成し、投資家の関心を引き付けましょう。

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