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事業計画書の書き方のコツとは?

2016年5月5日

今日は弊社が事業計画書の作成支援をする際にどのようなメソッドを軸に書いているのか。プロの事業計画書の書き方のコツについてご説明しようと思います。ここでは「経営学」や「会計の知識」が無い人でも事業計画書の書き方が理解できるように説明いたします。

まず、弊社が事業計画を練る際には以下の点に注意して作成します。

①事業概要(5W1Hを念頭に誰に何をどのように提供する商品・サービスなのか)
②事業の特徴・強み(競合他社・他店と比較して何が優れているか)
③主要な顧客は誰か?その顧客にとってこのサービスはどんな価値があるのか。
④どのように顧客にアプローチするのかの集客方法
⑤自社(自分や協力者も含め)のリソース(ヒト・モノ・カネ・情報・コネクションなど)はどんなものがあるか
⑥社会的な貢献度
⑦詳細な損益計画(5ヶ年)
⑧キャッシュフロー計画書(5ヶ年)
⑨将来への事業展開(5ヶ年、10ヶ年)

正直な話、上記9つの項目を目次として資料を作成すれば事業計画書は完成します。
もちろん、内容はケースバイケースで変化はします。例えば、集客の必要がほとんど無い事業であれば④の項目は薄くなっても大丈夫ですが、代わりに⑤の項目にきちんとコネクションなどのリソースを記載する必要が出てくるでしょう。また、建設業・介護福祉関連など売上の入金にスパンが生じてしまう業界の場合は⑧のキャッシュフロー計算書できちんと数字のシミュレーションをする必要があります。

上記の項目が事業計画書を作成する上で基本的な骨子となります。骨子がきちんと出来上がれば、次は肉付けをしていくだけです。「骨子→肉付け」これが事業計画書の書き方の基本となります。


目次が決まったら次は実際の事業計画書の内容、つまり“肉付け作業”になります。
おそらく多くの方がここでつまずくのではないでしょうか?そもそもワードで作れば良いのか、パワーポイントで作れば良いのか、といったことや表紙は必要なのかといったこと、何ページ作れば良いのか、それら全てが“分からない”状態ですよね。

弊社が作成する事業計画書の参考例は(事業計画例)のページに少し載っておりますので参考にしてみてください。

事業計画書の文章を書く上でのコツは「主語・述語・修飾語」に注意して書くことです。具体的に言えば、書き出しの文章の場合、『JR赤羽駅徒歩1分の立地で女性をメインターゲットとした創作居酒屋を開業する計画であり、今回の融資を契機として改装工事、その他の準備を進めていき2016年12月にオープンしたいと考えております。』といった文章です。
「いつ、どこで、誰が、誰に、どのようなものを、どのように」に注意してください。ここで先述した「5W1H」が重要になってきます。

銀行融資や補助金が通りやすいような事業計画書はその多くが“読みやすい文章”になっていることが多いです。読みやすい文章とは“論理的”で“建設的”で“ストーリーがある”文章です。ですが、そのような文章は一朝一夕に書けるものではありません。

今回アドバイスできる事業計画書の書き方のコツは、以下の3点です。

・文章は端的に
・不必要な情報は書く必要はない
・計画書全体を通して一貫性(ストーリー)があるように

まず一文一文をダラダラと句点で区切って長くするのではなく、適度な箇所で区切るようにしましょう。具体的には30文字~50文字くらいが一つのセンテンスになると良いと思います。
また、様々なバックグラウンドがある人の場合はあれもこれも書きたいことが多いかもしれませんが、基本的には事業に直結する内容以外は書く必要はありません。そこで大切になるのが「ストーリー性」です。私が理想としている事業計画書はまるで一つの物語のように表紙から最後のページまでが一体となっているものです。
それは具体的に言えば、「開業に至った経緯や背景→何をどのようにするか→そのためには開業資金がどのくらい必要→事業の収支がこのようになる→きちんと返済できる」といったストーリーです。
このストーリーの大切さは日本政策金融公庫(国金)の創業融資でも地方銀行や信用金庫からの融資でも、補助金の申請でも同じことが言えます。

上記に留意した書き方をすればきっと良い計画書が作成できます。

また、過去の私のブログで「日本政策金融公庫(国金)から融資を受けるための事業計画書とは?」という国金に特化した形の創業計画書の書き方についても書いておりますので、そちらも是非ご参照ください。


最後に、事業計画書の書き方で最も重要になってくるのは“想い”です。多少論理的な文章でなくても、書き手の想い、どうしてもこの事業をしたいという気持ち、それを書くことが最も重要になります。
是非みなさんの気持ちを全面にだした書類を作成して思いのたけを語ってみてください。きっとそれがあなたにとっての最善の計画書になるはずです。

融資向け事業計画書の作成はこちら

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事業計画書作成代行(簡易版)

作成物
パワーポイント10~15P
(+創業計画書など必要な書類)

19,800円(税込)
投資家向け事業計画書作成料金

パワーポイント20P前後
5~10カ年収支計画
キャッシュフロー計画
資本政策表

5~8万円
融資に関する事業計画書作成料金

パワーポイント15P前後
5カ年収支計画
キャッシュフロー計画
(+創業計画書など必要な書類)

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